
ドジャースの佐々木朗希投手(23)が、右肩痛の影響でマイナーリーグで調整中です。
待望の1軍復帰に向けた動きが注目されていますが、現状はまだ安定していません。
右肩痛による離脱と現在の調整状況
5月のダイヤモンドバックス戦で右肩に違和感を訴え、IL入りした佐々木。
その後は投球フォームの改善と体づくりを進めつつ、マイナーで調整登板を行っています。
しかし、ここまでの防御率は7.00と苦戦中で、直近の登板では「75球」の条件をクリアしたものの、5回を投げ切ることはできませんでした。球速も159キロにとどまっています。
球速と投球スタイルの現状
佐々木本人は「100マイル(約161キロ)を投げる力はある」と自信を見せていますが、「今すぐ出せるかは分からない」と慎重です。
ツーシームやカットボールも練習していますが、基本は「直球とフォークの投手」というスタイルを変えるつもりはないようです。
今後の復帰見通し
次の登板では「5回を投げ切ること」と「球速アップ」が重要な課題です。
ただし、ドジャース先発陣は山本由伸、カーショー、スネル、グラスノー、大谷翔平、シーハンと充実しており、地区首位を支える安定感があります。
そのため、チームとして佐々木の復帰を急ぐ必要性は低く、戦列復帰のタイミングは慎重に判断されるとみられます。
まとめ
佐々木朗希の1軍復帰は、本人の調整状況だけでなく、チーム事情とも密接に関わっています。
9月からベンチ枠が拡張されるものの、他の故障者の復帰が優先される可能性が高く、今すぐ1軍マウンドに戻れるとは限りません。
焦らず本来の球威を取り戻すことが、彼にとってもチームにとっても最良の道と言えそうです。
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